梅雨の夜、小伝馬町にあったLIVE BARのマスターとの会話
『まーブロガーなんて馬鹿ばっかりだからな』
僕『そりゃそうですよ』
『でもみんな楽しそうにやってるよな』
僕『ブログで褒められたり共感されたりするのって、やめらんないんですからね』
『自分の感性で作ったものを、わざわざ人前で披露するんだから変人だよなぁ』
僕『キツイ時もありますど、その変人同士が集まった時の熱量って凄いものがあるし、マスターだってそういうやつらが好きなんでしょ?』
『まあな、ほんとお前らみたいなやつら見てると、俺も歳取ってらんねえなって思うよ』
僕『そんな馬鹿なやつらに場所を提供してるマスターだって十分若いですよ、アマチュアのブロガーなんて場所がなきゃ弱いもんだし』
『そんなことねえよ、お前らが発してるエネルギーはお前ら自身のもんなんだから、俺が店やめても頑張れよ、新たな場所でやりゃいいじゃねえか』
僕『そうですよね、でもこの場所好きだったからちょっと辛いっす』
『俺も病気と戦うから、お前もブログと戦えよ』
僕『はい…負けないって信じてます』
『ああ、場所は変わるかもしれねえけど、俺が復帰したらまたやってくれよな』
僕『もちろんです』
※「ブロガー = ミュージシャン」、「ブログ = 音楽」と読み替えてお読みください
昔ライブやっていた頃に出会った人には「特別な人」が多かった。どうにもかっこつけられない技量で、自分の作った曲を自分の歌とギターで演奏して
上手く歌おうとしても、さらけ出されてしまう自分に、痛々しさを感じながら
そんな自分を受け入れてくれる人に出会うと、その人は「特別な人」になった。僕に自分の何かしらを重ねてくれた、かけがえのない人だ
最近ブログでもそんな出会いがあることを知った。剥き出しの想いに反応されると、怖さもあるけど味方してくれる人もいる
きっと僕にとっては、ブログも音楽と変わらないことなのかもしれない